冬という逆境を打破するには
さて、少し、空きましたが、畑の話をしましょう。
2023年 1月くらい。
この寒い中に種を植えた男がいたのです。苗にしとけばいいのに、種の方が安くて数もいいし、コスパもいいかもなんて思って植えた男がいたのです。
私です。私くらいです。
12月にも植えていましたが、1月にも追加で植えました。
なぜなら、、、、。一向に芽が出ないからです。
原因はいくつかありました。
ひとつは、種の植える時期を無視して植えています。例えば、オクラの種を植えましたが、オクラは、夏の野菜なんですよね。生えてくるわけがありません。
もう一つは、日光がたりません。冬は日光が少ないのか全然育ちません。雪も降るし、霜もふる。ああ、畑にとっては地獄の業火よりも、厳しい環境なんじゃないかねぇ。
そんなことを思いながら、私は、こんな状況でもあきらめない人間です。
こんな時でもなんとかしてお金をかけずに、野菜を実らせたい。どうすりゃいいか。それを考えました。30分くらい。その結論は、、、。
種をとりあえず沢山まくこと。
種をいっぱいまけば、とりあえず、発芽してくるエリート個体がいるだろう。
そう思って、種袋を逆さに向けて畑に「とりゃっ。」とまきます。
人間が種をまくときは指で穴をあけてそこに入れますが、自然界では虫や動物が種を運ぶので、なるべく自然界に近いまき方を試しています。
そこに、土をさっとかけてあげます。
はい、その結果、芽が沢山でてきました。オクラなど、ある程度季節が固定された植物は最適発芽温度があるため、芽が出ませんでしたが、ネギや、ラディッシュ、ホウレンソウ、小松菜、ニンジンは沢山、芽が出ました。
やはり、発芽率。統計の世界。弾を沢山打てば、いつかは当たるのです。
この沢山出た芽を今後、育てていきました。